ソフトバンクのキューバ人左腕、モイネロ投手が異国の地で新型コロナウイルス感染拡大と向き合う心細さを明かした。同郷のチームメートや家族はまだ来日できていない。9日にペイペイドームでの自主練習後にオンラインで取材に応じ「今は1人だから寂しい。一番難しいのは家族とも離れていること」と心境を語った。
ともにキューバ代表で同僚のデスパイネとグラシアルは母国滞在中で、現地の空港は封鎖されているという。会員制交流サイト(SNS)などで近況を報告し合っているといい「野球よりも家族の話をしている。2人と一緒にキューバ料理をつくって、ビールも飲みたい」と再会を心待ちにした。