元横浜高監督・渡辺元智氏「高野連も一生懸命模索」「わずかな望みでも…」

 元横浜高校監督の渡辺元智氏が17日、NHK「サンデースポーツ」に出演。新型コロナウイルスの影響で夏の甲子園が中止の方向で検討されていることを受け、球児に向けて「わずかな望みでも開催できるんだという姿勢でやって、万に一つダメなら、指導者、友達、野球という二文字を大事にやってほしい」とメッセージを送った。

 夏の甲子園については、5月20日に行われる日本高野連の運営委員会で最終決定が発表される方針。渡辺氏は「日本高野連も一生懸命模索しながら頑張っていると思います」と述べ、苦悩する関係者を思いやった。

 野球だけでなく、さまざまな競技大会で中止が相次いでいることには「スポーツに関わっている中学生、高校生は奈落の底に落とされている感じだと思う」とし、指導者に対して「愛情が人を動かすといいますか。心を接していって解決の糸口を見つけてほしい」と呼びかけた。

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