ソフトバンク・バレンティン チーム“第1号”放った!体重減もパワー健在
ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手(35)が23日、ペイペイドームで行われたシート打撃で特大の一発を放った。実戦形式は21日から始まり、緊急事態宣言後のチーム“第1号”だ。
シート打撃の2打席目。3ボールから石川の高めに浮いた直球を左翼スタンドへ運んだ。「結果はこだわっていなかった。本来の目的はボールを見て、自分のスイングができればと思っていたから。でも、甘いところに来て打つことができた」
着弾を確認後には、松田宣にポーズを要求され、両拳をパトカーのサイレンに見立てて耳元でクルクル。今季の開幕に合わせて考えたパフォーマンス「ピーポーポーズ」でチームメートを喜ばせた。
この2カ月は体調管理に気を配った。「ずっと家にいて体重が増えると心配。なるべく維持するか、減らすことを目標にしていた」。体重は5キロ減って111キロになったが「(減量は)ポジティブだと思うし悪い影響はない」。スリム化がパフォーマンスに影響を及ぼさないことをこの日の一発で示した。