広島県高野連、代替大会開催の可否は持ち越し 板森理事長「解決すべき問題が多い」

代替大会について検討した広島県高野連の理事会(東広島市内)
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 新型コロナウイルスによる影響で夏の全国高校野球選手権大会と地方大会が中止になったことを受け、広島県高野連は29日、東広島市内で理事会を開き、県独自の代替大会の開催について検討したが、実施するかどうかの結論は持ち越した。

 板森匡祐理事長は「生徒、大会関係者の安全確保の観点から『3密』の回避や人との距離の確保など現時点で解決すべき問題が多い。今後も引き続き、いろんなケースを想定して開催の可否について検討していくことになった」と説明した。

 理事会には県内6地区の理事ら27人が出席。感染予防策とともに開催時期や大会方式なども検討した。広島県では8月中旬から秋季大会の予選が始まるため、開催時期は7月から8月上旬を想定。休校で授業が遅れていることから土、日曜中心の実施となる可能性がある。また、健康確保のため、7イニング制や十回からのタイブレーク導入、時間制限を設けることなども議題に上がった。

 感染予防策については、広島県の疾病管理センターにもアドバイスを求めるという。次回以降の理事会で結論を出す予定で、板森理事長は「時期は決められないが、1日も早くいい形で結論を出せるように最大限努力していきたい」と話した。

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