日本ハム・中田、再開初打席でタイムリー 「球速く感じた」久々実戦でも結果残す
「練習試合、ロッテ5-5日本ハム」(2日、ZOZOマリンスタジアム)
主砲の力は健在だ。3月22日の西武戦以来久しぶりの実戦で日本ハム・中田が「4番・一塁」でスタメン出場。さっそく鮮やかなバットさばきを見せつけ、チームに先制点をもたらした。
初回、1死一、二塁。「うまく振り抜くことができた」と種市の140キロの直球を中前にはじき返した。野球のできなかった期間の鬱憤(うっぷん)を晴らす一打にベンチも大大喜び。石井の適時打で生還した際にはエアタッチで祝福された。
19日の開幕に向け、残された実戦は11試合の練習試合だけ。「思っていた以上に球は速く感じたし、変化球に対してものけぞる印象があった。(体感で)150キロぐらいに感じた」と実戦感覚の乏しさはある。それでも「僕らはそれが仕事なんで、全力でやりたい」と頼もしく宣言した。