オリックス開幕投手は山岡 7回1安打無失点 西村監督「誰が見ても分かるでしょう」

 「練習試合、オリックス5-0広島」(5日、京セラドーム大阪)

 オリックス先発・山岡が7回1安打無失点。安定感のある投球を披露した右腕に西村監督は「開幕投手?誰が見ても分かるでしょう。そこは山岡です」と明言した。

 まずは初回。1番・田中広を3球で投ゴロに片付けると、続く安部には追い込んでから縦のスライダーで空振り三振斬り。3番・ピレラを直球で中飛に封じて難なく打者3人で抑えた。二回には先頭の鈴木誠に四球を与えるも後続を寸断。三回は先頭・野間に左前打を許したが、けん制で刺すなど、流れを手放さなかった。

 投じた球数は81球。終始、自分のペースで広島打線を封じる。当初、西村監督から開幕投手を告げられていたが、開幕延期もあり、再び山本と競うことに。この日の山岡の投球に改めて指揮官は「他にいないですよね」と信頼。昨季までチームは開幕戦8連敗中で「今日のようなピッチングを見せてくれたら」と大役を託す。

 一方、打線は若月が五回に左翼席への先制ソロ本塁打。練習試合再開後、自身2本目のアーチとなった。七回は松井佑の2点二塁打や太田の中前適時打で4点を奪った。

 「(若月は)すごく振れている。(七回の攻撃は)松井佑で、しっかり点を取ってくれた。評価してあげたいですね」と指揮官。この日の快勝をシーズン開幕へつなげていく。

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