楽天・牧田、健在1回0封 2四死球も「ベストに近い」
「練習試合、西武7-5楽天」(9日、メットライフドーム)
3年ぶりに日本球界復帰の楽天・牧田が、慣れ親しんだマウンドで健在ぶりを示した。2点ビハインドの八回に5番手で登板。2四死球を与えたが、1回を無安打無失点に抑えた。
17年10月16日のCSファーストS・楽天戦以来となるメットライフドームでの登板。3月のオープン戦で対戦はあったが、強力な西武打線を前に「緊張感はあった」と振り返った。それでも先頭・森を1球で一塁ゴロに仕留めると、2死一、二塁から最後は川野を空振り三振に切った。
西武時代の7年間の主戦場に「(マウンドの高さも)変わってないですね。自分にとっては投げやすかった」と牧田。球のキレや強さも「今日はベストに近いと思う」と仕上がり具合も順調だ。
それでも2年連続リーグ制覇の古巣に「西武を倒さないと優勝できない?それはあります。いざ対戦すると投げづらさもあって、抜け目のない打線」と牧田。打倒・西武の気持ちを新たに、新天地で頂点を目指す戦いへ準備を整えていく。