中京大中京・高橋宏が龍谷大平安相手に5回1失点 奥村とのプロ注目対決も制す
「練習試合、中京大中京7ー2龍谷大平安」(21日、龍谷大平安ボールパーク)
中京大中京の153キロ右腕・高橋宏斗投手(3年)が、先発して5回3安打1失点5奪三振。視察した広島、ヤクルトのスピードガンでは最速148キロを記録した。
前日の愛工大名電との練習試合で、自己最速を3キロ更新する153キロをマークしたばかり。連投ということで、この日は「昨日の張りもあったので、今日はバランスを意識して投げることをテーマにして投げました。コントロールが乱れるところもあったので、そこが課題です」と反省したが、唯一の失点も初回に内野ゴロの間に失ったもの。五回には無死満塁から2三振を奪うなど無失点で切り抜けて意地を見せた。
木製バットを使用した龍谷大平安のプロ注目の奥村真大内野手(3年)とは3度対戦して、2三振を含む3打数無安打に抑え込んだ。「奥村のことは知っているので、自分の中でも奥村に対しては力が入るところがありました」と振り返っていた。
現状、進路に関しては進学の方針。ただ「自分は将来的には絶対にプロ野球選手になりたいというのがあるので」と自分を磨いていく。