「イースタン、巨人－楽天」（２６日、ジャイアンツ球場）

　巨人が１－１で引き分け。先発の今村は公式戦初スタメンとなった、ドラフト５位・山瀬（星稜）とバッテリーを組み、６回４安打１失点のピッチングを見せた。

　今村は初回を三者凡退に打ち取るなど好投したが、失点した六回の投球を反省。「十分、１軍を意識してマウンドに上がりました。決め球が甘くならないことがテーマでしたが最後の詰めが甘かったです。全体的によかったですが、やはり最後が悔やまれます」。それでも「１軍にいつ呼ばれてもいい準備をしっかりしていきます」と前を向いた。

　２番手はベテランの大竹が今季公式戦初のマウンドへ。右肩周辺の肉離れからの復活を目指す右腕は「時間がかかりましたが、マウンドに上がれてよかったです。まずはトレーナーの皆さんに感謝しております。これからはいつ１軍に呼ばれてもいいように準備をしっかりしていきたいです」とコメント。最速は１４６キロで１回を無失点に抑えた。

　試合は九回に８番・モタが適時左前打を放ち、延長１０回引き分けに持ち込んだ。