明石商のプロ注目コンビが躍動 中森は148キロ 来田は初球先頭弾
「練習試合、滝川第二1-9明石商」(28日、滝川第二グラウンド)
今秋ドラフト候補の明石商・中森&来田コンビが28日、滝川第二との練習試合に出場し、投打で躍動した。
まずは、来田が見せた。1点を先制され迎えた初回、初球の真っすぐをフルスイングし右翼へ。「今まででも1、2位を争うくらいのいい当たりだった」という自身初の“初球先頭打者本塁打”で、打線の口火を切った。
2打席目も快足で内野安打をもぎ取るなどして、この日は4打数2安打1打点1四球。21日の練習試合でも2打席連続本塁打を放つなど、好調が続いている来田。「自分の思ったとおりにバットが振れるようになってきたと思う」と笑顔を見せた。
中森は6点リードの七回からマウンドへ。2日続けての登板となったが、3回を2安打無失点に抑えた。初回には、視察したソフトバンクのスピードガンで148キロを計測したが、中森は「真っすぐがスライダー気味になってしまって、あまりよくなかった」と反省。
来週の練習試合では先発を予定しており「初回から全力で投げて、今の状態を知りたい」と気持ちを切り替えた。