今秋ドラフト候補のENEOS・藤井 復帰後初登板で巨人2軍を1回無失点
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「プロアマ交流戦、巨人2軍2-1ENEOS」(30日、ジャイアンツ球場)
今秋ドラフト候補で最速150キロ左腕のENEOS・藤井聖(まさる)投手が、左肘のケガから復帰後初の対外試合で1回を無失点に抑えた。四回に2番手として登板。巨人の田中俊、湯浅といった1軍経験者を打ち取った。
直球の最速は142キロ止まりだったが、「思ったよりまとまっていた。まだまだ上げていける」と結果にまずまずの様子。故障後に取り組んだ肘に負担のかからない投球フォームにも手応えを得た。
この日は阪神など5球団のスカウトがスタンドに集まった。畑山統括スカウトと2人態勢で視察した阪神・吉野スカウトは「復帰したばかり。これから」と今後も動向に注目していく方針だ。
東洋大時代には上茶谷(現DeNA)、梅津(現中日)、甲斐野(現ソフトバンク)の同期3人の陰に隠れがちだった左腕は「僕も負けないように」とアピールを続ける。