巨人が堅首!快投の桜井が初勝利 炭谷V打 8回中島ら3連続適時打で突き放す

6回、気合の入った表情でベンチに戻る巨人・桜井(撮影・中田匡峻)
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 「巨人5-3DeNA」(2日、東京ドーム)

 巨人が接戦を制し、2カード連続の勝ち越し。首位を死守した。

 先発桜井の好投が光った。140キロ台中盤の直球とカットボールに、カーブとチェンジアップで緩急を駆使。五回に宮崎にソロを被弾したが、六回は2死一、二塁のピンチで佐野から内角直球で見逃し三振を奪った。8回2安打1失点、9奪三振の力投で今季初勝利となった。

 援護点は好リードで桜井の好投を引き出した炭谷のバットから生まれた。四回、亀井の二塁打をきっかけにつかんだ1死一、三塁の好機で、右中間への2点二塁打。これが決勝点となった。

 八回には四球で出塁した丸の代走・増田大がすかさず二盗。2死一、二塁から中島、パーラ、炭谷の3連続適時打で突き放した。九回は鍵谷が2失点したが、逃げ切った。

 DeNAはカード負け越し。今季初登板の大貫は4回2失点で初黒星を喫した。

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