「練習試合、静岡7-6静岡商」(5日、静岡県草薙球場)
今秋ドラフト候補で最速148キロ左腕の静岡商・高田琢登投手(3年)が強豪・静岡を相手に7回無失点と好投した。五回には三者連続三振。被安打わずか1に封じ、「スライダーの精度がよかった」と11日開幕の県独自の大会を前に手応えをつかんだ。
練習試合にも関わらず、バックネット裏にはオリックスを除く11球団のスカウトが集結した。直球の最速は阪神のスピードガンで146キロ。五回には新たに取り組んでいるスプリットで空振り三振を奪い、「アピールできました」と充実の表情を浮かべた。