ヤクルト連勝なるか、好調・坂口に注目 中日はA・マルティネスが捕手でスタメン
「中日-ヤクルト」(8日、ナゴヤドーム)
4時間4分の激戦を制し、3位を死守した高津ヤクルト。両軍総力戦となった一戦から一夜明け、連勝で勢いをつけたい。
先発マウンドに上がるのは、来日初勝利を狙うイノーアだ。中5日でのマウンドとなるが、「体調も精神面も絶好調」と笑顔を見せる。6月の練習試合時には中日打線を抑え込んでいたが、「気にしていない。油断せずにどの打者も抑えたい」と好印象を頭から消し去り、一人ずつ抑えていく。
打のキーマンは、昨日7日に36歳を迎えたばかりの坂口だ。今季はここまで中日と4試合を戦い、打率・600を記録。中日投手陣を“カモ”にしている。中日先発の山本とは初対戦となるが、これまで通り先頭打者としてチームをけん引できるか。
対する中日は、先発オーダーを変更。クリーンアップは前夜と同じだが、「6番・捕手」にA・マルティネスを抜てきした。総力戦となった昨夜は延長十回に野手を使い切ってしまう形で、悔しい惜敗を喫していた。活用できる野手枠を埋めるため、石垣が昇格した。
試合は午後6時開始の予定。スタメンは以下の通り。
【ヤクルト】
1番・中堅 坂口
2番・二塁 山田哲
3番・左翼 青木
4番・一塁 村上
5番・三塁 西浦
6番・右翼 山崎
7番・遊撃 エスコバー
8番・捕手 嶋
9番・投手 イノーア
【中 日】
1番・中堅 大島
2番・二塁 阿部
3番・左翼 福田
4番・一塁 ビシエド
5番・三塁 高橋
6番・捕手 A・マルティネス
7番・遊撃 京田
8番・右翼 遠藤
9番・投手 山本