張本氏 手術後初登板の大谷に懸念「難しいな、今年は。心配です」

 野球解説者の張本勲氏(80)と山崎武司氏(51)が12日、TBS系の生番組「サンデーモーニング」で、エンゼルスの大谷翔平投手(26)の状態に懸念を示した。

 大谷は7日の紅白戦で、右肘手術後初実戦となった7日の紅白戦で、打者10人に7四球と大荒れに。

 山崎氏は「大谷としては投げたっていう収穫はあったと思う」としつつも、「まだ試合となると、これは微調整どころとか大調整が必要だと思いますので、もう少しピッチャー大谷は時間がかかるかなっていう印象ですね」と述べた。

 その理由として「ちょっとまだ見てると怖がってますよね、投げ方が。まだ自分が本当に10に近い腕の振りをした時に、まだ壊れてしまうんじゃないかっていう恐怖感がありますので、これを取り除いてほしい」と解説した。

 張本氏も「大谷は本調子じゃない。彼の投げ方じゃないもん。肘がね、始めから終わりまで曲がってるもん。彼のいいところはね、肘を伸ばしてしなるように投げるんですが、肘をかばって投げてるからコントロールもつかないし、球も遅い」と説明。「難しいな、大谷は、今年は。心配です」と、懸念を示していた。

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