徳島商、1年生4番・幸坂が2安打4打点 2年生エース福永は4回0封&本塁打

 「高校野球徳島大会・1回戦、徳島商16-0那賀」(12日、オロナミンC球場)

 甲子園春夏通算42回の出場を誇る徳島商が、那賀を相手に大量16点を奪う五回コールド勝ちで初戦を突破した。

 1番に1年生の森龍門(りゅうと)内野手、4番に同じく1年生の幸坂征太郎内野手を据えるなど、スタメンは1、2年生主体。2年生エースの福永怜央投手は、投げては4回0封と好投し、打っては大会第1号となる3ランを左翼席に放り込んだ。「高校で初めて」の本塁打を「完璧だと思った」と、笑顔で振り返った。

 森影浩彰監督は幸坂について「6月の練習試合で出したら雰囲気が良かった」と4番起用を決断。2安打4打点と期待に応えた1年生に目を細めた。チーム全体に対しても「試合内容に目立って悪いところはない」と、手応えを口にした。

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