ヤクルト・坂口が初球先頭打者弾「野球人生初めてです」
「ヤクルト-巨人」(26日、神宮球場)
ヤクルトの不動の1番・坂口智隆外野手(36)が、「野球人生初めてです」という初球先頭打者アーチをかけた。
いきなり5点のビハインドを背負った初回だ。わずか1球で反撃ののろしを上げる。坂口の第1打席だ。桜井の144キロ直球を完璧に捉えると、打球は勢いよく右翼席へ。2号ソロアーチは、燕党の待つスタンドへと飛び込んだ。
「初球からいける球は積極的にいこうと思って打席に入りました。いいスイングができました」
先頭打者アーチは、坂口にとって2本目。初球弾は初めてのことだった。6月24日の阪神戦以来の一発で、その試合は勝利へと導いていた。この日も燕のリードオフマンとして、劣勢ムードを切り拓く。