帝京 15得点大勝発進 OBの阪神・原口から“帝京魂”注入
「高校野球東東京大会・2回戦、帝京15-0目黒学院」(27日、神宮球場)
昨秋の東京大会で準優勝だった帝京は15得点の五回コールドで大勝発進した。約3週間前に体育のバレーの授業で左足首をねんざしていた主将・加田拓哉外野手(3年)も無事に復帰。「最後の夏は一番を取らないとやる意味がない。テッペンを取るつもりで」と、聖地が懸かっていなくとも全力で突き進む。
大会前には偉大な先輩から“イズム”を注入された。OBの阪神・原口から届いたのは「帝京魂」とデザインされたTシャツ。
加田は「応援してもらっているので、応援に恥じないようにやっていきたい」と気を引き締める。前田三夫監督(71)も「最後まで高校野球をやろう」とナインを鼓舞。東東京制覇、その先にある東西対抗戦を見据える。