生光学園 池田を破り8強「甲子園はないけど歴史には残る」

 「高校野球徳島大会・2回戦、生光学園9-4池田」(30日、オロナミンC球場)

 生光学園の打線がつながり、8強に進出した。

 二回に失策絡みで先制すると、さらに2死満塁とし、4番・三浦玄奨内野手(3年)が左前へ2点適時打。5番・斎藤成生外野手(3年)も「三浦が打ってくれたので楽に打席に立てた」と、左中間への2点適時三塁打で続き、池田を突き放した。

 投げてはエースの松本佳貴投手(3年)が自己最速を更新する142キロを記録。「調子がいいと思って飛ばした。出し切りました」と、毎回ランナーを出しながらも、7回4失点(自責3)の粘投を見せた。「途中でへばってしまったのと、ランナーを出してからが課題」と、次戦へ反省も忘れなかった。

 準々決勝は来月2日に小松島西と対戦。春夏を通じて47都道府県で唯一私立高校の甲子園出場がない徳島県で、硬式野球部が存在する私立校は生光学園だけ。斎藤主将は「甲子園はないけど、歴史には残る。(甲子園に)一番近かった学年だ、と語り継がれる。それが一番のモチベーション」と、いまだつかんだことのない夏の頂点を誓った。

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