高田商が4強進出 植村が人生初の満塁弾「ほんまに入ったんや…」

人生初の満弾を放った植村
15安打13得点の猛攻に盛り上がるベンチ(撮影・永井優花)
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 「高校野球奈良大会・準々決勝、高田商13-6橿原学院」(31日、佐藤薬品スタジアム)

 「ハマの番長」三浦大輔氏の母校・高田商が、15安打13得点の猛攻で七回コールドを決め、4強に進出した。

 開幕1週間ほど前からスランプに陥っていた植村大輔外野手(3年)が「7番・左翼」で今大会初スタメンに起用され、「人生初」という満弾で勝利を一気に引き寄せた。

 1点を先制し、なおもチャンスが続く初回2死満塁。「とにかく後ろにつなごうと思っていた」と高めにきた真っすぐを強振し、左中間へ特大の満塁アーチをたたき込んだ。今大会初スタメンの初打席で放った人生初の満弾に「ほんまに入ったんや…と。うれしかったです」と笑顔を見せた。

 次戦の相手は天理-一条の勝者で、厳しい戦いが予想されるが「優勝して終わりたいので、自分たちは常に挑戦者という気持ちでやっていきます」と気を引き締めた植村。最後の夏を笑って終えるために、次も全力プレーで挑むと誓った。

 すでに、智弁学園と奈良大付がを準決勝進出を決めており、この後行われる天理-一条で4強が出そろう。

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