オリックス また延長戦勝てず2敗4分け 西村監督は「やっぱり序盤のところ」
「オリックス5-5ロッテ」(4日、京セラドーム大阪)
オリックスは延長十回の末、引き分け。一時は4点差を付けられていたが、終盤に追いついた。
七回には1死二、三塁から安達の右前適時打、福田四球で満塁から代打・伏見が執念で二遊間を抜く2点適時打で1点差に迫った。
九回には安達の強烈な三ゴロを鳥谷がはじく失策で出塁。福田犠打の1死二塁から吉田正の変則打球は、またも鳥谷のグラブをはじく二塁打となり同点に追いついた。
ここでベンチは吉田正に代走・太田を送る。ジョーンズは2球目を強烈に右前にはじき返したが、マーティンの好返球にあい本塁憤死となった。
延長十回は両軍無得点で引き分け。オリックスにとって延長戦は今季2敗4分けとなった。
西村徳文監督は「勝てれば一番いいのだけど、追いついたということは良かったですね。やっぱり序盤のところ。由伸があれだけ取られてしまい。チームとしては勝っていかないといけない状況ですからね」と振り返った。
先発の山本は中8日と休養十分だったが、6回5失点と打ち込まれた。
「今年一番出来の良くない感じだったですね」
そこから6投手の継投で無失点リレー。
「七回に3点取って1点差にしてから、(勝ちパターンの)ヒギンスでいって、そして八回も3人がよくゼロに抑えてくれた」
ベンチに残ったのは佐野と捕手要員の西村だけという総力戦。
「延長十回までというところでしたからね。ただきょうは勝てなかったけど、明日は勝たないと。前回千葉で6連敗しているチームですから」
次戦でのリベンジを誓っていた。