履正社・池田V弾!10打席連続出塁 頼れる1番が全開

 「高校野球大阪大会・4回戦、履正社7-3阿武野」(4日、南港中央野球場)

 思い通りにいかない苦しい状況を救ったのは「1番・二塁」の履正社・池田凜内野手(3年)だ。通算20号を含む4安打1打点2四死球で6打席全出塁。「こういうバッティングをすれば後ろにつながるという打席を見せたり、見本というかそういう1番バッターでいれれば」と笑顔だった。

 1打席目は中前打で2打席目は右翼に二塁打。同点の四回には「打った瞬間いったと思いました」と先頭で2戦連発となる右翼へのソロ弾を放った。サイクル安打こそ逃したが、4打席全出塁だった3回戦から10打席連続出塁となった。

 この日のスタメンでは池田と小深田大地内野手(3年)の2人が昨夏の日本一を経験。岡田龍生監督(52)は試合を「(全体的に)雑でした」と振り返った中「自分のタイミングで打てていたのは池田ぐらい」と称えた。昨年の経験は大きい。

 「去年の夏の雰囲気に近いかというとまだ近くなくて。去年やってたメンバーで、去年の夏にどうやって近づけられるかを意識してます」と池田。王者の誇りを胸に、チームをけん引していく。

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