選手会「田沢ルール」撤廃要望 森事務局長「職業として野球を選択する人に影響する」

 日本野球機構(NPB)と日本プロ野球選手会の事務折衝が5日に開かれ、選手会側が通称「田沢ルール」の撤廃を要望した。選手会の森事務局長は「今後、職業として野球を選択する人にも影響してくることもあるので」と話した。

 「田沢ルール」は2008年、当時新日本石油ENEOSに所属していた田沢純一投手(現BC・埼玉)がNPBのドラフト指名を拒否して米大リーグ・レッドソックスと契約した際に、12球団が申し合わせたもの。「渡米するアマ選手がドラフト指名を拒否、もしくはNPB入り拒否の意思を示した上で海外球団と契約した際は、帰国後に高卒なら3年間、大卒と社会人選手なら2年間はNPB球団と契約できない」とされている。

 田沢は7月13日の埼玉への入団会見で「個人的にはそういうルールがなくなってくれればいいという気持ちはあります」と話していた。森事務局長によると、申し入れを受けてNPB側は協議する意向を示したという。

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