楽天・松井 高校球児にエール 甲子園交流試合「人生にプラスにして」
楽天・松井裕樹投手(24)が10日、甲子園で交流試合を戦う球児たちにエールを送った。中止になったセンバツ大会の代替で各校1試合の戦いだが「今年の夏の甲子園というものを味わって、人生にプラスにしてもらいたい」と話した。
松井にとって甲子園は、桐光学園2年時に1試合22奪三振の記録を樹立し「良い選手との対戦で自分の立ち位置が分かって、目標を新たにできた」と今につながった場所だ。
一方で、今年は夏の甲子園も中止になり「やりきれない気持ちはあるだろうし、時間がたたないと消化できないと思う」と松井。ローテ定着を目指す次回13日の西武戦登板へ「夏休みに(プロ野球で)いいプレーをたくさん見てもらいたい」と球児たちの心に響く投球を誓った。