巨人、3連敗でストップ 菅野7連勝、不振脱却坂本が2発、丸は猛打賞

7連勝を目指し力投する菅野(撮影・西岡正)
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 「巨人8-1ヤクルト」(12日、東京ドーム)

 投打がかみ合って、巨人が連敗を3で止めた。

 連敗ストッパーとして立ちはだかったのはエース菅野。7回を6安打1失点の好投。3番青木、4番村上を含む1~4番までの上位打線を無安打に抑えて、最少失点で開幕7連勝を飾った。

 菅野のヤクルト戦はこれで17勝7敗。東京ドームでは2015年9月27日の1敗だけで、16年3月25日から10連勝となった。巨人の開幕投手の開幕7連勝以上は1938年春・スタルヒン11連勝、90年・斎藤雅樹8連勝に続く3人目となった。

 連敗中も含めて5試合連続5安打以下と低調だった打線は、この日は12安打4発8得点と活力を取り戻した。

 原監督は18打席連続無安打だった坂本を今季初めて1番に。2番にパーラ、3番にウィーラーと並べ、不動の4番に岡本を据えた。5番に大城、6番に23打席連続無安打の丸を配置。その新打線が機能した。

 1点を追う二回、吉川尚の2点適時打で逆転し、なお2死二塁で坂本が登場。ヤクルト先発・原から左翼席へ8号2ランを放った。実に20打席ぶりの安打が本塁打。坂本は六回の第4打席でも左越え9号ソロ、七回には中前打を放ち猛打賞だ。

 本塁打王争い単独トップをひた走る岡本も六回に16号ソロ。丸は八回にダメ押しとなる適時二塁打を放ち、こちらも猛打賞を記録した。

 エースが力投し、坂本、丸も不振脱却を印象付ける猛打賞。巨人にとって本来の強さを取り戻す連敗脱出だった。

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