ソフトバンク和田、チームトップタイの4勝も「七回を投げきれなかったのは反省」
「ソフトバンク6-0オリックス」(12日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの和田毅投手が7回途中3安打無失点の好投で今季4勝目(1敗)を挙げた。
立ち上がりから丁寧な投球を見せた。特に注意を払ったのがイニングの先頭打者だった。「(黒星の)前回は5イニング中3度も先頭を出してしまった。今日は何度か四球を与えそうなカウントになったけど踏ん張れた」。ボール先行になった場面もあったが、慎重に攻めにいった裏返しでもあった。
「七回を投げきれなかったのは反省です」と少し悔しそうな左腕だったが、工藤監督は「先頭を出さなかったのはチームにとって大きかった。素晴らしい。さすが」とベテランへの絶賛が止まらなかった。
和田の4勝は、千賀と石川と並ぶチームトップ。39歳のチーム最年長投手はまだまだ元気だ。