上武大・古川、4球団スカウトの前でアピール弾 ドラフト候補、強打の捕手
「オープン戦、明大8-7上武大」(28日、明大グラウンド)
今秋ドラフト候補の上武大・古川裕大捕手(4年・久留米商)が広島など4球団スカウトの前で一発を放ち、“強打の捕手”としてアピールに成功した。
6-6と同点の八回先頭での第4打席。代わったばかりの左腕から「ファウルを打つぐらいの気持ちで」と内角直球をうまく引っ張り、右翼スタンドに突き刺した。
コロナ禍で今春リーグ戦は中止となり、9月5日開幕の今秋リーグ戦も従来とは方式が変更となった。8大学を2つのディビジョンに分け、2回戦総当たりでの勝率制で上位となった2チームがリーグ・チャンピオンシップラウンドに進む。
「秋だけなので。あと1回しかないので公式戦は」と、有終の美を飾るべく攻守の要としてチームを引っ張る。