「楽天２－３西武」（３０日、楽天生命パーク宮城）

　楽天・三木監督が痛恨の逆転負けに唇をかみしめた。

　２－０の九回。守護神のブセニッツが２死一、二塁のピンチを招き、メヒアにカウント２ストライクからの３球目を左翼ポール際に運ばれる３ランを被弾。あと１人、あと１球のところから、勝利がこぼれ落ちた。

　「チームにただただ申し訳ない」とブセニッツ。三木監督は「勝ちたかったが、ブセニッツは今までいい仕事をして、たくさん貢献をしてくれている」と責めず「今日はこういう形になったが、また力に変えて次に向けて頑張ってもらいたい」と話した。

　５位の西武相手に痛いカード負け越し。首位のソフトバンクとは５・５差に広がり、日曜日はこれで５連敗（３勝８敗）となった。