ヤクルトの中村悠平が負傷交代 捕手陣に暗雲
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「広島-ヤクルト」(9日、マツダスタジアム)
ヤクルトの中村悠平捕手が三回、負傷交代した。送球が三塁よりにそれる間に、ホーム生還を狙った走者・会沢と交錯。自分の力だけでは起き上がることができず、支えられながらベンチに下がった。
逆転され、なおも追加点を奪われた場面だった。1死二、三塁から、田中広の打球が中堅頭上を越える。三走に続き、二走・会沢も生還を目指し本塁へ。送球がわずかにそれ、走者が中村の脇腹に突っ込む形になった。中村は西田と交代した。
ヤクルトの捕手陣には痛手だ。今季は開幕当日に、正捕手の中村がぎっくり腰で離脱。現在は嶋も骨折で離脱しており、シーズン序盤は1番手捕手と2番手捕手を欠いた状態で戦っていた。そんな中、中村が8月20日に復帰。最近では多く先発マスクをかぶっていた扇の要なだけに、軽傷を祈るばかりだ。