中日・大野雄が初回1死も奪えず4失点 連続完投6でストップ

 「広島6-3中日」(15日、マツダスタジアム)

 6試合連続完投と乗っていた中日のエースが、一回に1死も奪えないまま4点を失った。大野雄は立ち上がりにつまずき、4回4失点で5敗目。開幕戦以来の4回降板に「9連戦の頭を任されているピッチャーが早い回で降りてしまい申し訳ない」と責任を背負った。

 一回は1、2番に連打され、3番ピレラには高めの直球を打たれて先制の二塁打を浴びた。広島が二塁でのタッチプレーの判定にリクエストをしたため協議が長引き、続く4番鈴木誠にはボールが先行。甘くなった150キロを完璧に捉えられて痛過ぎる3ランとなり「ホームランだけはという場面でホームランを打たれてしまった」と悔やんだ。

 思わぬ乱調に与田監督は「ちょっと制球にばらつきがあった。立ち上がりで難しいところですが」と語った。

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