ヤクルト・坂口、9号逆転2ラン また森下から「積極的に打ちにいきました」
「ヤクルト-広島」(19日、神宮球場)
またしても森下撃ちだ。ヤクルトの坂口が9号2ランで試合をひっくり返した。
1点を先制され、迎えた二回だ。村上が四球で出塁すると、打席には6番・坂口が向かった。その初球。真ん中低めに入る148キロの直球に鋭いスイングで反応すると、打球は右翼席へと一直線に延びた。
坂口は「後ろにつなぐ気持ちで初球から積極的に打ちにいきました。いい結果となり、逆転することができてよかったです」と3試合連続打点を挙げた。
好相性を誇る。前回10日に森下と初対戦したヤクルト打線は7回1得点と抑え込まれていた。その際に唯一本塁打で一矢報いていたのが坂口だった。これで森下から2戦連発。一振りで試合をひっくり返し、4連勝へ舵を切った。