ドラ1候補の近大・佐藤が2安打「甘い球を一発で仕留められるように」リーグ戦へ調整
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「オープン戦、近大7ー0仏大」(20日、近大グラウンド)
阪神や巨人らが今秋ドラフト1位候補に挙げている、近大・佐藤輝明内野手(4年・仁川学院)が、「3番・三塁」でスタメン出場。4打数2安打の結果を残し、26、27日に行われるリーグ戦第4節の京大戦につなげた。
「今日は三振してしまったりしたので、京大戦でしっかり打てるようにしていきたい。打たないと始まらないので」
試合後は4打席目の空振り三振を悔やんだものの、初回は1死一塁から二塁内野安打で出塁し、八回2死二塁では一、二塁間を破る強烈な右前打を放って2安打。五回にも「(ボールは)わりと見えているので」と冷静に四球を選び、続く森田貴内野手(3年・神戸国際大付)の2ランを導いた。
第2節1回戦では、関学大を相手にリーグ通算12本目となる同点ソロ弾を放ち、勝利に貢献した。近大OBでもある巨人・二岡3軍監督が持つ13本の新リーグ通算本塁打記録に、あと1本に迫っている状況だ。今節はリーグ戦がないため、この日は練習試合で調整する形となった。
「厳しいところを攻められても、甘い球を一発で仕留められるようにしたい」。さらに微調整を施し、準備を整えていく。