岡山県高野連は２３日、倉敷市内で秋季県大会の抽選会を行い、東部、西部、北部の地区予選を勝ち抜いた２０校が出席し、組み合わせが決定した。開会式は２６日にエイコンスタジアムで行われ、岡山南の吉本湧生我（ゆうが）主将が選手宣誓を行う。決勝は来月１１日、上位３校が来月２３日から島根県で行われる秋季中国大会に出場する。

　昨年秋と今夏の代替大会を制した倉敷商は岡山南と対戦。また夏準優勝の創志学園と、同じく４強のおかやま山陽が初戦で激突することも決まった。

　今大会は原則無観客として行われ、部員および学校関係者、部員の家族５人までスタンドで観戦が可能。拠出をお願いするという。また部員はのぞき、入場した保護者らには「大会協力金」として、大人７００円、中高生１００円の拠出をお願いする。多田一也会長は１８年６月の西日本豪雨による影響が「夏の大会は大幅な赤字運営となった。お金をとらないのが一番いいのだが、来年春の大会以降の運営のためにも各方面にお願いできないかと」と、苦しい胸の内を明かした。

　対戦カードは以下の通り。

　２６日

　マスカットスタジアム

　９時・倉敷工－岡山城東、１２時・玉島商－岡山理大付

　倉敷市営球場

　９時・西大寺－津山商、１２時・作陽－高梁

　エイコンスタジアム

　９時・岡山南－倉敷商、１２時・勝山－岡山工

　２７日

　マスカットスタジアム

　９時・玉野商工－（西大寺－津山商の勝者）、１２時・関西－（作陽－高梁の勝者）

　倉敷市営球場

　９時・岡山東商－（岡山南－倉敷商の勝者）、１２時・興譲館－（勝山－岡山工の勝者）

　エイコンスタジアム

　９時・おかやま山陽－創志学園、１２時・岡山学芸館－高梁日新