ヤクルト3連敗 投壊11失点 山田哲&村上のアーチ競演も実らず

 「中日11-5ヤクルト」(23日、ナゴヤドーム)

 高津ヤクルトがナゴヤドームで勝てない。3タテを許し、現在引き分けを挟み5連敗中。この3連戦は34被安打23失点に対して、21安打8得点。止まらない投壊は、山田哲&村上のアーチ競演も空砲と化した。

 2安打完封負けの屈辱から一夜明け、打線は勢いを取り戻した。初回に山田哲が先制の11号2ランを放ち、同点とされた直後の三回。今度は村上が一時勝ち越しの17号2ランで続く。7度目のアーチ競演だったが、投手陣が踏ん張れなかった。

 先発・歳内の炎上が誤算だった。いきなり2点の援護点をもらったが、立ち上がりに即1点を返されると、二回に早くも同点。2点を勝ち越してもらった直後の三回には、3連打でまたしても追いつかれ、その後1死一、三塁で降板となった。

 歳内は「初回からリズムを作ることができず、早い回で降板してしまい申し訳ない」と猛省した。ピンチでの救援となったクックだったが、木下を遊ゴロに打ち取る間に逆転の走者の生還を許した。さらに梅野が3本の二塁打で2点を追加され、清水が満塁弾に沈み4点を失った。

 両軍の先発が三回持たずという大荒れで始まった乱打戦。中日ベンチが先発岡野を二回で降板させる鬼采配を見せたが、ヤクルト打線がその後の投手陣を攻略することができず。又吉から2ランを放つのみで、藤嶋-谷元-勝利の方程式へとつながれた。

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