ドラフト注目選手 NTT西日本・大江 最速151キロ!空振り取れる変化球も武器

 10月26日のドラフト会議まで残り1カ月。前例のない混沌(こんとん)とした様相を呈する20年度ドラフトの中で要注目の候補を3回にわたって紹介する。第2回は社会人編。NTT西日本・大江克哉投手(24・花園大)、即戦力になり得る選手に注目が集まる。

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 最速151キロを誇る直球に加え、「空振りが取れる」と自信を持つチェンジアップやカットボールなどの変化球を駆使するスリークオーター右腕。177センチ、74キロと決して大きくはないが、安定した下半身から投げ込まれる球にはキレがある。

 花園大では1年時からエースを担っていたが、頭角を現したのは2年春。リーグ戦で9試合に登板し、最多の5勝をマーク。うち4試合で完封し、創部以来初の京滋大学リーグ制覇に貢献。以降もタイトルを総なめにしてきた。

 NTT西日本でも入社1年目から主力を務める。さらに、約6キロの増量に成功し「軸が安定して球威が上がった」と明かす。“勝てる投手”として成長した大江が、上位指名をつかみ取ってみせる。

 ◆大江 克哉(おおえ・かつや)1996年6月22日生まれ。京都府出身。177センチ、74キロ。右投げ右打ち、投手。塔南では甲子園出場なし。花園大では1年秋からエースを務め、2年春に創部初のリーグVに貢献。3度の最多勝やMVPなどタイトルを総なめにした。19年にNTT西日本入社。持ち球はスライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップ。直球の最速は151キロ。

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