ヤクルト3連敗でストップ 荒木びっくり“バスター2ラン”

7回、2ランを放った荒木(右)に声をかける高津監督(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト6-3阪神」(25日、神宮球場)

 高津ヤクルトが連敗を「3」でストップ。試合を動かしたのは頼れる主将・青木、そして決めたのは高津監督が信じて起用し続けた二人だった。

 1点を先制されたが、阪神エースの立ち上がりを打ち砕いた。青木が同点の16号ソロを放ち、すぐさま試合を振り出しに。西勇の3試合連続完封を阻止し、3連敗に沈むチームを勇気づけた。

 そして2点を勝ち越され迎えた四回には、エスコバーが同点適時打を放つ。ジワジワと西勇を追い詰めた。そして六回。青木、村上で作った2死一、二塁の好機で、6番・西浦が試合を決めた。4球目のシュートを振り抜くと、白球をしぶとく左翼前に運び勝ち越し点を奪った。

 西勇を六回で降板させると、七回、代わった能見から西田が中前打を放つと、代打・荒木が犠打の構え。1球目を見送ると、2球目だった。バスターエンドランのサインに、強振で応える。

 白球を左翼ポール際に放り込み、今季1号。「コンパクトに振り抜けて、結果ホームランになってよかったです」と荒木は振り返る。ベンチもビックリの大きな追加点は、今季苦しみ続けた代打の切り札がもたらした。

 この日阪神選手のコロナ陽性判定が発表された。開催するかどうか、NPBの臨時実行委員会の議論を元に検討された一戦でもあった。雨が降りしきる中、応援してくれたヤクルトファンへ、連敗ストップで声援に応えた。

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