三嶋10セーブでDeNA5割復帰 節目の代役守護神をラミレス監督称賛
「広島2-5DeNA」(26日、マツダスタジアム)
心は熱くとも頭は冷静だ。代役守護神のDeNA・三嶋一輝投手(30)が3点リードの九回から4番手で登板。無死二塁のピンチを無失点で切り抜けて10セーブ目をマークし、勝率5割に戻した。
先頭の松山に二塁打を浴びたが、150キロ台の直球にストライク先行の投球で締め「内容的に調子は良くなかったですが、0点に抑えられてよかった」と振り返った。
今季は「一喜一憂しない」をテーマに掲げる。昨季は71試合に登板したが安定感を欠いたことを反省。「なぜ抑えられたか。配球、準備、その振り返りを大事にしている」と力を込める。山崎の不振で7月29日からクローザーに配置転換。ラミレス監督は「われわれが今この位置にいるのは彼の功績と言っても過言ではない」と称えた。