明石商対決や ロッテ2位・中森とオリックス3位・来田が早くも火花!

 「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)

 幾度となく甲子園を湧かせてきた明石商コンビが、2人そろってプロの門をたたく。最速151キロの世代ナンバーワン右腕・中森俊介投手(18)がロッテ2位。高校通算34本塁打の来田涼斗外野手(18)は、小学生時代に「オリックスジュニア」としてユニホームを着たこともあるチームに3位で指名され、ホッとした表情で会見場に現れた。

 「支えてくれた方々の期待に応えられるように。そして、チームの戦力になれるように頑張りたい」。中森は喜びをかみ締めながら、確かな決意を口にした。ロッテには、昨年高校野球をにぎわせた佐々木朗希が在籍。「160キロのコツを教わりたい」とすでに目線はプロを向いている。

 同じパ・リーグに決まった。夢の舞台での明石商対決にも期待が高まる。「1軍の舞台で戦う時は打ち取りたい」と中森が意気込めば、来田も負けじと「中森が打ち取るというなら、僕はホームランを打って勝ちたい」と応戦。少し照れくさそうに見つめ合ったが、その目には互いへの闘争心が宿っている。これには、狭間善徳監督(56)も「その時は練習休みにして全員で行く。真後ろで見たい」と目を細めた。

 3年間、切磋琢磨(せっさたくま)してきた中森と来田。これからはプロとして敵として、互いを高め合いながら球界を代表する選手へと成長していく。

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