楽天2軍がイースタン・リーグ連覇 黒川V弾 奈良原監督「いい経験になった」
「イースタン、巨人0-7楽天」(28日、ジャイアンツ球場)
楽天が2年連続でイースタン・リーグ優勝を決めた。
この日の試合では初回2死からドラフト2位・黒川史陽内野手(19)=智弁和歌山=が右翼への6号ソロを放ち先制。三回も1死満塁から黒川の中越え3点二塁打で加点した。
投手陣は西口、シャギワ、安楽の完封リレーを見せて巨人に勝利。2位・DeNAが敗れたため、昨季に続くリーグ連覇を決めた。
今季から就任した奈良原浩2軍監督(52)は「選手自身が足りない部分を考え、スキルアップに努めたことが(優勝の)最大の要因」と選手たちをたたえ、「接戦や緊迫した試合をシーズン通してできたことが、選手にとっていい経験になったのかなと思う」と、その成長に目を細めた。
11月7日に、ウエスタン・リーグ優勝チームとファーム日本選手権(ひなたサンマリンスタジアム宮崎)を戦い、球団初のファーム日本一を狙う。奈良原監督は「ファーム選手権ともなれば緊迫した展開の試合になる。その経験値を今度は1軍のステージで、自分のパフォーマンスにつなげてほしい」と話した。