ロッテ4連敗 2試合連続暴投で決勝点献上 沢村スプリットがワンバウンド
「ロッテ1-2楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが2試合連続暴投で決勝点を与え、4連敗を喫した。CS争いを繰り広げる中で、痛い連敗となった。
同点の八回、沢村が3番手として登板。1死から浅村に四球を与え、島内には154キロ直球を詰まりながら中前に運ばれ一、三塁のピンチを迎えた。続く鈴木大の打席では三球目のスプリットがワンバウンド。捕手・田村も止められずバックネット裏へ転々。暴投で1点を与え、これが決勝点となった。
1点先制を許した直後の七回、それまで2安打に抑えられていた楽天・岸からワンチャンスで1点をもぎ取った。1死一塁から清田が中越えに二塁打。代走和田が生還して同点としていた。
ロッテは前夜のソフトバンク戦でも、1点リードの九回、1死二、三塁から益田が暴投。田村が一瞬ボールを見失った際に2者が生還してサヨナラ負けを喫した。責任を感じてその場で立ち上がれずに涙を流して捕手・田村の元に、誰よりも早くかけつけて、声をかけたのが沢村だった。