オリックス・中嶋“再生工場”始動 監督就任初日から榊原に熱血指導

 オリックス・中嶋聡監督(51)が13日、オセアンBSでの秋季練習で、今季1勝4敗、防御率5・19に終わった4年目・榊原翼投手(22)を直接指導。監督就任初日から“再生工場”が始動した。

 練習開始直後、中嶋新監督は榊原の元へ向かった。身ぶり手ぶりを交え、キャッチボールをしている間、付きっきりで指導した。

 「ポテンシャルはあるけど、持っているものを出し切れていない。自分で考えないとモノにできない。それが技術だと思う。うまくいかなくなった時に戻れるところまでは教えたい」

 今季43回1/3を投げて40四死球と苦しんだ原因は投球フォームにあると分析。方向性の確認と「投げきった時に、左脇で音が鳴るくらい振り切ろう」と具体的な目標を伝えた。

 新指揮官は日本ハム時代に米国へコーチ留学。2軍監督に就任した18年オフには、その年0勝に終わった山崎福を徹底指導。今季は自己最多の5勝を挙げるまでに成長した。

 チームは山岡、山本、田嶋に続く先発投手の確立が急務。榊原は早速ブルペンで約70球を試投。「今年は全然ダメ。悔しい思いが強かった。このオフは限界なくやりきって、キャンプでアピールしたい」と意気込んだ。

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