楽天・石井コーチ 救援陣復活へ指令 オフも「キャッチボールを」

 1軍コーチに配置転換となった楽天・石井貴投手コーチ(49)が25日、救援陣立て直しの策として、12月以降のオフ期間もボールに触り続けることを求める考えを明かした。

 今季は開幕から抑えとなった森原の故障離脱、外国人の不振もあり、救援陣の防御率4・06はリーグ5位。石井コーチは「四球も目立った。強い意識でボールを操ることができる」とし、ストライク先行の投球ができる技術強化が課題とした。

 その中でオフ期間に「キャッチボールを2日やらないのはやめてくれとお願いしたい」と石井コーチ。西武での現役時代に当時のコーチだった森繁和氏から教わったとして、「投手は指先の感覚が大事。1年間、ボールに触る癖をつける」とパの強打者を抑える技術を基礎から作る構えだ。

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