二刀流挑戦の巨人・戸根、来季は投手専念 200万減の1800万円で更改

 巨人・戸根千明投手(28)が10日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万減の1800万円でサインした。今季途中から野手で試合に出場していたが、来季からは再び、投手1本で取り組んでいくことを明かした。(金額は推定)

 6月のイースタン戦での登板中に右足を痛めて離脱した左腕は、7月からは二刀流に挑戦。10月13日のイースタン・DeNA戦で2軍での野手デビューを果たし、イースタンでは13試合に野手として出場した。しかし、「他の選手はできないような経験をさせてもらいましたし、それを生かして来年は投手1本で色んな方と相談してやっていくと決まった」と原監督、阿部2軍監督ら首脳陣と話し合った末、11月のフェニックスリーグから投手に専念している。

 来季は「1年間しっかり中継ぎとして投げ続けること。50、60試合なり。143試合、もし来年も同様に開催されるのであれば、半分くらいは投げたい気持ちではいます」と目標を語った。

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