ヤクルト戦力外からDeNA入団 風張が会見「与えられた仕事を精いっぱい」

DeNA入団が決まりボールを手に笑顔を見せる風張蓮(代表撮影)
DeNA三原一晃専務取締役球団代表(左)に帽子をかぶせてもらい笑顔を見せる風張(代表撮影)
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 ヤクルトを戦力外となり、トライアウトを経てDeNA入団が決まった風張蓮投手(27)が21日、横浜市内の球団事務所で入団会見に臨み、先発、中継ぎ問わずチームに貢献していくことを誓った。

 2018年に53試合に登板し、防御率4・37がキャリアハイの成績。今季は11試合、防御率7・98でヤクルトを戦力外となり、トライアウトで打者3人に安打を許さず2三振を奪う好投でアピールに成功した。「今年は1軍での登板が少なく、ほとんどファームでの登板となりましたが、よかった2018年の球に戻っているような感覚があった」と自信をみせた。

 新天地でも中継ぎとして期待されるが、本人は先発にも意欲を燃やした。「与えられた仕事を精いっぱいやりたい。ヤクルト時代は先発もやっていたので、そこも任せてもらえれば頑張りたい」。今季は9月3日・阪神戦(甲子園)にオープナーとして5年ぶりに先発し、2回2失点だった。

 チームでは2017年に中日を戦力外となった武藤がDeNA入団後、1軍の戦力として中継ぎで奮闘している。三原球団代表は「彼のような活躍を」と期待を込めた。「一度クビになって終わった身なので、心機一転、頑張ろうと思います」と力を込めた風張。地獄を味わった男が、23年ぶり優勝を目指すチームの力となる。

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