巨人・岡本 守備鍛え狙うはGG賞 吉川から「教わってます」
巨人・岡本和真内野手(24)が8日、都内のトレーニング施設で自主トレを公開した。昨季の2冠王はリーグ3連覇、日本一への貢献に加え、念願のゴールデングラブ賞獲得を目標に掲げた。
個人として欲し続けるのは守備部門の賞だ。「それが目標なんで。それが一番の目標。それを取れるように、もっと練習しないといけない」。球界屈指のスラッガーは三塁守備に高い意識を持つ。
昨年のセ・リーグ三塁手のGG賞は、144票で中日・高橋周が2年連続で獲得。岡本和は次点で32票差の112票だった。「他の(球団の)サードの人はマジで守備がめちゃくちゃうまい。僕もああいうプレーができるようにと日々練習しています」と意気込んだ。
オフの自主トレはチームメートの吉川と行っており、「一番守備を教わってます」と先輩からの助言を受けつつ、練習に取り組んでいる。「基礎ができての応用だと思う。芯になるところをしっかり」と基本を固める作業に力を注ぐ。
3連覇に向けた大きな戦力となる菅野の残留決定について「今年も一緒にプレーさせてもらえるのはうれしく思います。迷惑掛けないように頑張ります」とサポートを誓った。バットでの活躍はもちろん、地道な基礎練習を繰り返し、今年こそ黄金のグラブを手に入れる。