オリックス・ドラ4中川颯、ドカベン里中と同じ“七色の変化球”で勝負【NPB】
オリックス・ドラフト4位・中川颯投手(22)=立大=は15日、大阪市の球団施設で行われた新人合同自主トレで初のブルペン入り。福良GM、小林2軍監督らが見守る中、捕手を立たせたまま直球ばかり20球を投げた。
下手から浮き上がる球筋に小林2軍監督は「いいボールを投げていた。軌道が面白い」と高評価。本人は「1軍で抑えるためにはまっすぐの質を上げたい。まっすぐだけの投球をしっかりやっていきたい」と直球へのこだわりを口にした。
持ち球は「1番自信がある」というスライダーにカーブ、カットボール、シンカー、チェンジアップ、ツーシーム、直球も合わせて7球種。多彩な変化球を生かすために欠かせないのが直球のキレ、だからこそこだわる。
小6から投げているという生粋の下手投げ。野球漫画『ドカベン』では「控え目な性格も好き」という同じ下手投げ、里中智の大ファン。本家?と同様“七色の変化球”で勝負する。