「中日２－０巨人」（１７日、バンテリンドーム）

　巨人はリーグ戦再開初戦で完封負け。痛恨の３連敗となった。

　打線は序盤から相手先発・大野雄に大苦戦した。二回１死後から５者連続三振を喫するなど三回までパーフェクトに封じ込められた。四回、先頭の丸が右前に安打を放ったが、１死後に吉川が併殺打に倒れた。八回は２死満塁の好機を迎えたが代打・石川が三振に倒れた。

　復帰登板となった菅野は、立ち上がりから緩急を使って丁寧になげてしのいだ。一回は１死一、二塁のピンチを招いたがビシエドを空振り三振に仕留めるなど後続を断った。０－０の六回には２死一、三塁のピンチを迎えたが阿部を遊ゴロに抑えた。エースは７回を６安打無失点と力投したが、打線の援護に恵まれず、復帰戦を白星で飾ることはできなかった。

　八回は菅野の後を受けた今村がピンチを招くと、２死二、三塁からビエイラが阿部に決勝の２点適時打を許した。