ヤクルト、Vへ再進撃の3連勝 村上2冠独走の42号3ラン、マクガフ両リーグ最速30S
「ヤクルト4-2阪神」(17日、神宮球場)
高津ヤクルトが投打で逃げ切り、3連勝。7連敗を喫するなど、苦しんだ8月に光が差し始めている。
序盤から我慢比べの時間が続いた。先発・高橋は立ち上がりに2死一、二塁の、三回には2死満塁のピンチを背負うが、要所は締め、先制点を許さなかった。すると直後の三回だ。2死一、三塁と、今度は好機を作り、村上がツーシームを完璧に捉え、圧巻の42号3ランで先制に成功した。
それ以降は無安打と封じ込められてきた打線だったが、八回には山田が貴重な追加点となる19号ソロを放った。
投げては、六回に無死一塁から、阪神・佐藤輝に17号2ランを許したが、後続はピシャリ。少ない点差となったが、七回を久保が、八回を清水が、九回をマクガフがきっちりと締めくくった。
村上が42号、104打点に到達するなど、二冠を独走する成績を示し、8月2日以来の登板となった高橋は8勝目。マクガフは両リーグ最速の30セーブとなった。