巨人・桑田コーチ「CCは長所と短所が背中合わせ」五回急変の左腕の課題指摘

5回、桑原に中前2点適時打を打たれたメルセデス(撮影・開出牧)
5回、桑田コーチ(左)からアドバイスを受けるメルセデス(中央)=撮影・開出牧
 力投するメルセデス(撮影・開出牧)
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 「DeNA3-7巨人」(17日、横浜スタジアム)

 痛恨の逆転負けで2位・DeNAとの差が4に広がった巨人。桑田真澄投手チーフコーチは5回3失点だった先発・メルセデスについて「粘ってほしかったけど、試合は作った」と話し、次週での先発登板も明言した。

 左腕は3点の援護を受け、五回先頭まで無安打投球を披露していたが、五回に桑原の2点適時打などを浴び、5回3失点で降板した。同コーチは「CCの特徴というかテンポがいいというね。打たれだすと止まらないというそういう長所と短所が背中合わせにある」と表裏一体となっている部分を指摘。それでも「今日はほんと低めにいいボールを集めていましたし、よかったと思う」と話した。

 メルセデスは6月4日から白星から遠ざかっている状況。さらにこの日のイースタン・DeNA戦ではアンドリースが六回途中無失点の好投を披露しているが、桑田コーチは「今日は3失点しましたけど、それまでは非常にいいピッチングだったので。粘り強く投げるというのを、次回は克服してもらいたい」と語り、メルセデスの次週での先発登板を明言した。

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