緒方監督「結果出した選手使う」 連覇&日本一に向け「競争」強調

宮崎入りし、キャンプへ向けての抱負を語る広島・緒方孝市監督(中央)。中列右はジョンソン。前列左は小窪哲也=宮崎空港(撮影・吉澤敬太)
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 広島の緒方孝市監督や選手らが31日、2月1日から始まる春季キャンプに備え宮崎県日南市の宿舎に入った。

 今季は、2年連続のリーグ優勝と日本一を目標とする。野手では大きな補強がなく、競争によって現有戦力の底上げを図る構え。昨季、レギュラーを担った選手にもポジションは約束されていない。投手陣は、昨季限りで現役を引退した黒田の穴を誰が埋めるかに注目が集まる。

 宿舎到着後に行われた全体ミーティングで、指揮官が強調したのも「競争」。3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で菊池、田中、鈴木の主力が抜けるが、若手には出場機会が巡ってくる大きなチャンスだ。「(ミーティングでは)結果を出し続けた選手を使うと言った」と力を込めた。

 練習から本気でぶつかり合う激しいバトル。サバイバルレースが、間もなく幕を開ける。

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